誕生までのドキュメント(その5)


久々の更新となってしまいました…まあ、いつものことですが(笑)

(12月12日(月)その3 2:30〜3:30)
そんなこんなで病院へ徒歩で出発しました。
ところが、妊婦のヨメは普通に歩けるのに、僕の方が遅れがち^^;
確かにこの日は腰痛が酷かったのですが、歩けないほどのものではありません。
そもそも「病院まで歩こう」って言ったのは僕ですから(笑)
実は、ヨメの入院道具…服やらタオルやら…を入れているバッグのキャスターがあまりにも小さすぎたので、道路を転がしているとどんどん振れて、しまいには大きくふれた挙句に倒れてしまうのです^^;
何て言ったらいいのか、え〜、回っているコマが倒れるような感じ、といったところでしょうか?
で、キャスターを使わずに、と思ったのですが、これがけっこう重くて、やはり転がさないとしんどいっ!^^;
なので、妊婦のヨメに待ってもらいつつ、何とか病院までたどり着きました。

病院の時間外窓口で名前を言うと、目の前には、車いすを構えた看護師さんが…^^;
ここで初めて僕は、破水後に歩いて病院に行くってことがいかに大きなことだったのかと思い知らされました(遅)
何にもなかったから良かったものの、本当にゾッとします。

その後、ヨメは車いすでエレベーターへ、僕もノコノコついて行きました。

病棟はもちろん静まり返っています。
その中で看護師さんや助産師さんが、ヨメの出産の準備でバタバタしておられました

とりあえずヨメは検査のために別室へ移動。
僕は家族待合室で検査の結果を待つことになりました。

看護師さんから「検査には少し時間がかかります」ということだったので、とりあえず病院に無事着いたことを家族に伝えようとメールを打っていると、ヨメが入ってきて「やっぱり破水してた」^^;
えぇっ?!時間かかるんじゃなかったの?(笑)
と思いつつ、ヨメからの説明を聞きました。

その後、陣痛室…といっても、普通の病室みたいなところで陣痛が始まるのを待ち、ある程度感覚が短くなったところでLDRに移動をするということでした。

ヨメは、破水したとはいえ、家から病院まで歩いてこれるぐらい元気で、3時過ぎの時点でも陣痛らしき陣痛は来ていないということだったので、とりあえず僕は一旦家に戻ることにしました。

帰り道で先ほど打ち損ねたメールを家族に送り、月曜日(まだ夜中ですが)だったことを思い出して、出産になると休まないといけないかもしれないので、とりあえず職場の上司に報告のメールを送りながら、自宅に戻りました。

家に帰ると、いつもはワンワン吠えるワンちゃんたちも、時間が時間なだけに、さすがに大人しく迎えてくれました。

誕生までのドキュメント(その4)


珍しく連続して更新です(笑)

(12月12日(月)その2 2時〜2時30分)
さて、前回は、2時前にヨメが目を見開いて破水したっ!」と言ったところまで書きました。

この時、僕の頭は、寝る前ということもありぼ〜っとしていましたが、その一言を聞いて…いや、ヨメの見開かれた目を見て(笑)、すぐにいろんなことを考えました。

まず考えたのは、本当に破水したのかどうか、ということです。
一口に「破水」といっても、いろんなパターンがあります。
特に、うちの場合は、陣痛よりも先に破水がきたので、例えば尿漏れ(臨月には、お腹の赤ちゃんが大きくなるので、赤ちゃんが動いた時にお母さんの膀胱を刺激して尿漏れをすることもあります)の可能性もあります。
ヨメもトイレで破水かどうかを確認し、出てきたのは透明な水だったとのこと。
陣痛はまだきていないみたいですがいよいよお産です。

ヨメには「慌てたらあかんでそんなにすぐに子どもは出てきいひんから」なんて言いながら、実は僕が心の中でめっちゃ慌てながら着替えを済ませました。
入院の準備はヨメが着々と進めていましたので、あとは病院に行くだけです。
この時、既に時計は2時30分過ぎ

いざ、車で病院へ…と言いたいところですが、何を血迷ったか、僕はここで「歩いて行こう」とヨメに言いました。

これは、今思えばとても適切な判断とは言えません
もし、歩いている間に陣痛がきたら大変です。
ただ、その時は「陣痛もまだだし、もしすぐにお産になったら、病院から直接仕事に行かなあかんかもしれへんから、車よりも歩きの方が身軽やから」とヨメに説明しています。
…おいおい、どのみち着替えないと職場には行けないでしょ?^^;って気付くのは大分後のことでした(笑)

そんなこんなで、なんと夜中の2時30過ぎに、歩いて病院に向かったのです。

一応補足しておきますと、僕の家から病院までは普段でも10分足らず。妊婦のヨメでも、普段の検診の時なら15分もかからない距離にあります。

まあ、だから大丈夫、とはとても言えませんが^^;

誕生までのドキュメント(その3)


久々の更新となってしまいました (; ^ω^)
早く書かないと細かいところを忘れてしまう〜 (・ω・ ;)(; ・ω・)

(12月12日(月)その1 〜2時)
僕は普段からあまり寝付きがいい方ではなく最近はiPadで本を読みながら寝ています
ヨメは、まさに「1、2、3、グゥ」なタイプで、ホント羨ましい(笑)
で、この日も、2人でベッドに入ったのですが、先にヨメは寝て、僕は寝られずにゴロゴロしながらiPadしてました。
ぼちぼち眠くなってきたので電気を消そうと思ったのですが、あいにくこの日は僕の腰痛が酷く、起き上がるのが難しいので、寝ていたヨメにわざわざ起きてもらい、電気のスイッチを取ってほしいとお願いしました。

まさにその瞬間です!

いつもはゆっくり目を開く…というか、半分寝ぼけて起きる(そんな時間に起こされるのですから、寝ぼけるのは当たり前)ヨメが、いきなり目をカッと開いて一言!

今、破水したっ!

…^^;

この時、時間は2時前でした。とっさにiPadで時間を確認したのでとても鮮明に覚えています

誕生までのドキュメント(その2)


ちょっと間があいてしまいましたが、その2です (^_^)/
まだまだ出産には至らないところが玉にきず(笑)

(12月11日(日))
結局土曜日も日曜日も何事もなく過ぎようとしていました
ほっとしたような残念なようななんとも複雑な感じです。
お産になるとしばらくヨメは実家に帰る予定になっていたので、日曜日の夜は冷蔵庫にあった材料を使ってすき焼きをしました。
「いつ産まれてくるのかな〜?」なんてのんきに話しながら、二人ですき焼きを美味しくいただきました。
確かにお腹がはち切れるほど食べたのですが、ヨメには変化がありません
なんだかんだ言って、やっぱり初産は遅れるのかな〜?なんて思いながらベッドに入りました。

ここから長い一日になるとは、この段階では気付くはずもなく…(笑)

誕生までのドキュメント(その1)


天使さまが我が家に舞い降りてもうすぐ1月が経とうとしています。
思いのほか安産だったとはいえ、僕たちにとっては初めての出来事だったので、やはりバタバタしてしまいました。
退院から2週間が経過し、無事年も越え、ようやく少し落ち着いたので、誕生までのドキュメントを記しておきたいと思います。

(12月10日(土))
12月初旬の検診の時に「もういつ産まれてもいい」なんて言われてたので、もし産まれるなら僕が休みの時がいいな〜、なんて思ってました。
お産は月の影響を受けると言われていると、何かの文献で読んだことがあるような記憶があり、この日が満月だったので、僕は密かに期待していました
が、実際は、朝から気配なし
んじゃ、家にいててもしょうがないってことで、朝から買い物に出ることにしました。
マンションの車庫前で車を待っていると(ウチのマンションはタワーパーキングなのです)、同じマンションの方から「もうすぐですか?」と声を掛けられました。
「そうなんですよ〜、今日は満月なのでぼちぼちですかね〜」なんて言ってると、その方がちょっと首をかしげて「う〜ん、今日じゃないと思います」って言われました。
僕らが不思議な顔をしていると、「私、助産師なんです。」「きっと、今日じゃないと思いますよ」と笑顔でおっしゃいました。
僕が見たら、今にも産まれそうなお腹をしているのですが、助産師の目から見れば、何かが違うのでしょうか?
その時は特に理由も聞かず、きっと経験則からまだ産まれないんだな〜、なんて思いながら買い物に出かけました。

今から思えば、今回のお産にまつわる僕のドタバタ劇…僕の浅はかな想像は見事に全て外れる…は、この時から始まっていたんです…^^;

あけましておめでとうございますm(_ _)m 2012

あけましておめでとうございますm(_ _)m

今年は、初めてヨメと娘と3人で新たな年を迎えました。
ので、今年の誕生日を迎えるまでは「初めての○○」って事がとても多くなり、その分
喜びや驚きがたくさんありそうな予感ですo(^▽^)o

今年は、ヨメと一緒に育児を楽しみながら娘が健やかに育ってくれる1年になって欲しいと切に願っています。

去年は、3月の大地震を筆頭に、水害など、自然の猛威を否が応でも感じさせられた1年でした。
みなさまにとって、この1年が、去年の涙や辛い事が全部喜びになって帰ってくるような、笑顔と幸せで満たされる1年でありますように

相変わらずのんびり不定期更新のこのブログではありますが、今年もよろしくお願いしますm(_ _)m